本の未来　～漫画・雑誌の豊富な美容室～

三軒茶屋のプライベートヘアサロンWANDERには漫画、雑誌類がざっと800冊くらいあります。

すでに置き場所に困り、裏にも棚を増設したほど。

それにも関わらず毎月10冊ペースで増え続けています。

 

今回のリコメンドはこの２つ。

CASA BRUTUS 　ART TRIP　アートを巡る夏の旅。

自遊人　「本」の未来。

 

梅雨もいずれ明けると、もう夏はすぐそこ。レジャーの季節。

特集もアウトドアや旅行などが増えてきました・。

その中で僕が手に取ったのはこの2冊でした。

 

少し話は変わりますが、現代、世の中はとても便利になっています。

生活のほとんどがスマホの中で済むんじゃないかというくらい、情報があふれています。

しかし、その情報って実はその人にとって必要なことだけになってたり。

人を豊かにするのって意外と「不必要なこと」だったりする。と思うんです。

語弊がありそうですが、「遠回り」だったり、「娯楽」だったり、「アート」だったり、

そういったものって生活に直接的ではないけど、癒しとか安定とか休息とか発想とかに繋がる。

そういうものこそ本当は必要で、現代人（の一部）は忘れがちだと思うんです。

 

雑誌や書籍もそう。

開いた瞬間の匂いやめくる音も含めて、体感する。

前書きや後書きで作者の思いを覗けるのも醍醐味。

今回のこの2冊はそれを強く感じさせてくれました。

アートと本をテーマにしていますが、実際に出向いてみたくなる。

雑誌の中だけで完結ではなく、その中の情報をもとに旅行の計画を立てたくなる。

もちろんそこからさらに知りたい情報はスマホも使います。便利は悪ではない。

 

自分の考えや捉え方の視野を広げてくれるのが本だと思います。

ぜひ手に取ってめくってみてください。

 

ちなみに漫画について、以前テレビ番組で山本未来さんが

「漫画は神の視点」

と言っていたのが印象的でした。

これはまたの機会に。